なぜAndroidではなく「 Google Chrome OS (グーグルクロムOS) 」なのか

「Google Chrome OS(グーグルクロムOS)」というと立派なイメージになりますが、中身は「Linuxカーネルに新しいウィンドウシステムを載せ、そこでChromeを走らせる」という、とてもシンプルなものです。

ならば、ネットブック向けに最適化されたAndroid(本来は携帯電話向け)でもいいのではないか?という疑問が浮かんできます。

なぜ?

Android端末をリリースしているHTCによれば「Android、OSは無償でも初期開発コストは想像以上に高い」といいます。

結局は様々なデバイスを動かすためのドライバなどを開発する必要があるため、OSのライセンス費用がコストに占める割合は小さなものになってしまいます。

そこで考えたのが、限りなくシンプルな構成のOS「 Google Chrome OS (グーグルクロムOS) 」なのではないでしょうか。

ハードウェアを動かすための最低限のドライバとWebブラウザ(Google Chrome)さえきちんと動作すれば良いというシンプルさならば、初期開発コストが抑えることができます。

当初のターゲットがネットブックのため、しばらくの間は周辺機器のドライバに関してもそれほど神経質になる必要もないでしょう。(周辺機器は動かない前提で購入して貰う。)

狙い

つまり、ネットブックメーカーに配慮して開発されているといってもいいのではないかということです。

Windows 7(ウィンドウズ セブン)が成功するカギは「ネットブック」であると言われています。

まずは、カギを握るネットブックのみをターゲットにしているのではないでしょうか。(オセロなら、まず角をとって、後から自分の駒を増やせばいいという感じです。)

前回のエントリ:WebブラウザはOSに昇華する「Google Chrome OS(グーグルクロムOS)」